風に立つライオン

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さだまさしさん原作 大沢たかおさん主演 三池崇史監督の映画
「風に立つライオン」
先日、ようやく鑑賞してきました。

最近、巷でも話題になってますが。
アフリカ豆にこだわりを持っているジミパラとしては、
どうしても観たい映画でもあったので。

ジミパラでは、ケニアの珈琲豆をベースにしたスパイクブレンドが人気ですが、
さらに、「風に立つライオン」にインスパイアされたブレンドを発売しました。

歌にある、
「ビクトリア湖の朝焼け 百万羽のフラミンゴ」や
「キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空」からイメージされる様な、
良質のキリマンジャロ(最近入手が難しい)の爽やかな酸味と、
スッキリした飲み口を期待されるかもしれないけど、
そもそもケニアの豆はドッシリとしているし、アフリカの現状を考えれば、
クリアな爽やかさは無縁だろうという思いがあり、
ケニアをべースにタンザニア等アフリカの豆を中心に、野生味はあるけど、
ちょい風を感じる様なブレンドを目指しました。

映画を観させていただき、歌の持つ爽やかさよりも、
アフリカの現実に近いものを描いていたように思え、僕の方向性は間違っていなかったとホッとしました。(意見には個人差があります)

同時にやはりインスパイアされた、ケニアベースの紅茶もありますが、
こちらは、朝日が登る感じと吹き抜ける風のイメージかな。
もともと、ケニアの紅茶はコーヒーと違い、スッキリしているので。

ケニアは、映画には出て来なかったけど、珈琲も紅茶も栽培できる土地。
ケニアで孤児院を維持するとしたら、珈琲農園と紅茶畑を作るといいと思います。
そしたら、遠く離れた日本からも彼らを応援出来る。
そんな夢も拡がりました。
希望を守る為に、医者じゃなくても出来る事がきっとある。

まあ、映画はフィクションだけど、珈琲屋としてもいろいろ考えさせられる映画でした。

オススメです。

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